暮らし・ライフスタイル

日本人が里帰り出産をするワケ。

日本では、お産前後に里帰り出産、いわゆる「実家」に帰ってお産にのぞむスタイルが主流となっています。
では、どうして日本人は里帰り出産をするのが一般的なのでしょうか?

里帰り出産をするのはナゼ?

出産を終えて、ある程度回復するまでの時期を「産じょく期」と言います。
産じょく期には、次のような経過をたどります。

さんじょくき【産褥期】
産褥とは、分娩後、妊娠や分娩によって変化したからだ、とくに子宮が、妊娠していないときの状態にもどるまでの期間を指します。
通常6~8週間くらいです。
子宮の大きさは、しだいに縮小して、約6週間で妊娠前の状態にもどります。
この間、子宮および腟からは、悪露(おろ)と呼ばれる分泌物が出ます。産後1~5日ごろは、血液が多くまざり赤黒かったりしますが、しだいに量が減少し、色も薄くなっていきます。
8~10日以後は黄白色となり、4~6週で悪露はなくなりますが、これには個人差があります。(初産か経産かも影響する。)

この産じょく期が、じつは母体の回復にはとても大切な時期なのです。
産じょく期に無理をしてしまうと、体や傷、子宮の回復が遅れ、なかなか妊娠前の体調に戻ることができません。
 
ですので、この産じょく期にできるだけ実家へ里帰りをして、ゆっくり休むことで、母体の回復に努める必要があるのです。

産後の公的・民間のサポートが不十分

欧米と比べ、日本の産後サポートはあまり充実していません。
 
産じょく期に頼めるシッターサービス(産じょくシッター)もありますが、聞いたことがないという方のほうが多いくらいなので、一般的なサービスではありません。
 
日本のサポート制度では、信頼できるベビーシッターや産じょくシッターを探すことも難しいものです。
 
もともとの文化として、ベビーシッターが一般的でないことから、見知らぬ他人に赤ちゃんを預けられないといった理由もあるかもしれませんね。
 
そういった事情からも、日本人は里帰りをして、実家で産じょく期をゆっくり過ごすようにする人が多いのです。
 
ですが、市町村によっては、産じょくシッターを紹介してくれるサービスも始まっています。
 
里帰りできない妊婦・産婦さんもこれから増えていくと思われますので、市町村で紹介してもらえると、安心して利用できますよね。

産じょく期の入院施設もあります

産じょく期に入院できる施設や助産院も存在します。
1泊30,000円から高いところでは50,000円以上もしますが、産後の体をゆっくり休められますし、なにより栄養のあるものを食べることもできます。
 
なれない新生児との生活には、いろいろと不安もつきまとうもの。
そんときにも、助産院なら助産師さんや看護師さんに相談もできます。
 
どうしてもサポートが得られず、不安がおおきいようでしたら、たとえ高額でも、産じょく期の入院施設も考慮しておくと、精神的にも安定してよいかもしれません。

ブロガー
yumi(旧ゆみちん)
ブログ運営歴15年。 記事を書いたり、動画投稿したり、ゲームなんかをしながら生活しています。 得意分野*家計管理|片付け|ゲーム攻略動画の編集 保有資格*ファイナンシャルプランナー3級|整理収納アドバイザー1級
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