お金がない!と言い聞かされて育ったゆみちんです。
どうも(´・ω・`)
もし、四六時中、なにをするにしても「お金がないからダメだ」って言われると、子どもってどうなるとおもいます?
いやこれ簡単な話で、
なにをするにしても、お金の心配をする子になるんですよ。
これをやったらお金がかかるから、やらないほうがいいな。
うちはお金がないから、欲しいけど言わないでおこう。
みんなと違うモノを持たされているのは、うちがお金がないせいだ。
わたしがそう感じだしたのは、10歳の頃。
そんな年齢から、お金の心配なんてさせたくないですよね。
貧乏マインドが育つとどうなるのか

なにをするにもお金がない。
あれを欲しいと言っても、お金がないからダメ!と言われるだけ。
うちの母は、わたしについてこう言います。
「あんたは、なにも欲しがらない良い子だった」
って。
わたしは、欲しがらなかったのではなく、欲しいと言えなかったのかもしれませんよね。
いまとなっては記憶も曖昧なので、覚えていないのだけども(´・ω・`)
お金がないから買えないと、お金に全責任を負わせて子どもの意見にフタをするような向き合い方をしていたら、子どもはどんなマインドを持つとおもいますか?
これ、結構根深いかもしれませんよ。
じぶんを卑下するようになる
たとえば、わたしの場合、お金がないことで大学進学を諦めていました。
高校だって失敗できないのですから、挑戦するというより、安全策をとりますよね。
当時は確実に、うちはお金がないから、大学には行けない・・・と、真剣にじぶんの選択肢を切り捨てていました。
いま思うと、お金がないのは単なる理由にしか過ぎなくて、本気で大学進学を目指していたわけではないなぁとわかりますけどね(笑)
小さなことでいうと、じぶんがお古の制服ばかり着ているのは、貧乏だからだ、とかね。
母の手作りの洋服や手提げ袋ばかりなのは、うちには市販品を買う余裕はないんだ、とかも考えてましたね。
大人になれば、なんでこんなことをお金と結びつけて考えていたんだろう・・・と冷静に考えることができます。
しかし、わたしは常々「お金がない」と聞かされて育ったので、
なにをするにも、お金の心配をしてしまう。
そういう思考回路ができあがってしまいました。
じぶんの小遣いの範囲を心配するというレベルではなく、生きていくためのお金の心配をしてしまうんですよ。
子どもにとっては、命の危機に近いものを感じるんじゃないでしょうか。
うち、ちゃんとこれからも家族そろって暮らしていけるのかな?って、いつも思ってました。
そして、周りの子と比べてなにか劣っていることがあると、うちはお金がないから仕方ないって思うようになってしまうんですよ。
お金がないことで持ってしまう劣等コンプレックス。
これ、大人になっても引きずりますよ。
お金がない理由をしっかり説明しよう

子どもにお金のことで苦労させたくない。
親であれば少なからず、思うはずです。
でも、実際にお金がないから買えないことだってありますよね。
お金の心配は親がいちばんしているはずです。
でも、これって正しくいうと、お金がないからダメ!なのではなく、ムダなモノには使いたくないというのが正直な意見ですよね。
だって、おもちゃにお金を使っちゃうと、ご飯買うためのお金がなくなることだってあるじゃないですか。
ムダなモノにお金を使うと、ほんとうに必要なモノが買えなくなる。
お金には使い道があります。
だから、そうやって教えてあげればいいんじゃないでしょうか。
おもちゃがムダだっていうのではなく、いまこの場でおもちゃを買ってしまうと、ご飯を買うお金が減っちゃうよって。
お金は計画的に使うものだから、おもちゃはまたお金を貯めていっしょに買おう!って。
そういう意見を親子で交換していけば、子どもはお金に対して前向きな姿勢を持てると感じています。
すぐにお金がないからダメ!って言ってしまううちは、親自身もお金について、良いマインドが身についていません。
親や周りから、そう言われたことがあるのかもしれませんね。
お金がないのではなく、お金にはあらかじめ使い道が決めてあること。
だから、計画通りに使うことが大事だということ。
子どもの意見を「お金がない!」と一蹴してしまうのではなく、お金について正しく向き合う姿勢を見せる。
正しい向き合い方をしていけば、親自身が「お金がない」という言葉を使わなくなってきます。
そうなると、マインドそのものが変わってきますよ!
これは間違いなし!
親子で良い金銭マインドを持とう

お金がギリギリで、本当に子どものために使ってあげることができない・・・
そう感じている家庭ほど、子どもにお小遣いを渡して、管理するスキルをもたせていきましょう!
わが家は、まわりの相場より少し高い2,000円というお小遣いを渡しています。
小学3年生です。
子どものお小遣いに悩んだら。8歳になったので「お給料袋」をはじめました!
金額を多くしろ、というのではなく、子どもの性格を見極めて金額を決めるといいと思いますよ!
わたしはお金がない、と聞かされて育ちましたが、お年玉だけは没収されず、じぶんで使えていたんです。
そのときは、とても楽しかった。
お金を使うって、本来は楽しいことなんです。
どう使おうかな、なにを買おうかな、そう考える時間がとても好きでした。
たとえお金がなくても、お小遣いを導入することで、子どもに金銭教育を学ばせる機会を作ることができます。
物欲のコントロール方法や、付き合い方も学べるでしょう。
お金持ちは、お金を稼ぐ方法や貯める方法よりも、使い道を考えることに時間を割いていると思います。
そのときは、ぜひお金がないという視点でモノを見るのではなく、親子そろって、お金をどう使うと幸せになれるか、満足度が高くなるか、ということを考えてみてくださいね!
お金はなくても、お金持ちマインドはいくらでも育てることができますよ^^