子育て世代の貯金事情。老後貯金の優先か今の生活を取るか悩んだら、ベストではなくベターをめざしていこう
燃えカスになってるゆみちんです。
どうも(´・ω・`)
整理収納アドバイザーの1級2次試験も、無事に終わりました。
資料作成とかプレゼンの練習とか、ガチでやってたので、こちらのブログの更新頻度が激減で。
さてさてさて!!
更新が止まっている間も、たくさんの方に読んでいただけてうれしい限り。
そんななかでも、家計相談が溜まっております。
申し訳ないです。
順次お答えしていきますね!
今日のお題は、
「ライフステージの変化で感じる、漠然とした家計への不安感の対処法」
「最初は納得できていた保険、どう扱ったらいい?」
となります。
住宅購入、出産、転勤、転居、転職、結婚・・・
ライフステージのおおきな変化には、漠然とした不安感がつきまとうものですよね。
そのあたりのご相談をいただいたので、お答えしていきます。
はちさんからのご相談
こんにちは。以前、相談をさせていただきました、はちです。
その節は、ブログにも取り上げていただきありがとうございました。
また、相談させていただきたくメールをしました。
4月に第2子が生まれて、これを機に一戸建て購入することになりました。
我が家は、漠然と毎月50000円を貯金していました。(月によっては約1~3万余る)
(中略:お子さん2人の保育料を考えても、住宅ローン自体は負担ではないとのこと。byゆみちん)
ただ、今後のことが心配になってきました。
これから上の子が習い事を始めたり、塾に通う年になったら・・・と考えるとギリギリな家計になるのかなと心配です。
ここで今の悩みのタネは私の終身(医療?)保険 月17000円です。
老後資金が心配になり65歳で700万保障は1000万のタイプに入りました。
低解約返戻金型です。
今思えば、65歳まで1000万の保障はいらなかったのではと思っており、保険料を下げて、老後より今のために保険をかけ直すべきか迷っています。
この先こどもが成長するにつれて圧迫しないか不安です。退職金年金も下がっているため老後が心配なのですが、そんな先より今のために保険見直しでしょうか。
はちさん、いつもありがとうございます^^
お子さんのお誕生、そして住宅購入等々、おめでとうございます!
早速本題にはいりますね!
生命保険と良い折り合いをつける考え方とは
まずは終身保険についてですが、はちさんのメールには終身医療保険とあったのですが、低解約返戻金型とあるので、きっと終身生命保険ですよね^^
そのつもりでお話しを進めますね!
相談時には納得して加入したものの、ライフステージの変化や環境の変化から、なんとなく負担に感じたり、わが家にあっていないのでは?と感じる・・・
じつはゆみちんも経験ありです。
で、解約しちゃいましたよ。
同じように低解約返戻金型の終身保険(たしか65歳まで)でした。
似たような金額を支払っていたと思います。
年間17万円くらいかな?
2年ほど掛けて解約したので、結果として結構な元本割れした形になってしまいましたが。
たしかにもったいないぁと思うのですが、
納得いかない、あるいは家計に響いてきそうなら、払い続けてもストレスになるだけですよね。
納得できないものに、お金をつぎ込む必要はありません。
保障だけが欲しいなら、それこそ割安な掛け捨ての生命保険に加入しておけばいいですし。
実際わたしは、同じ保障額で掛け捨ての逓減定期保険に乗り換えました。
老後に向けた資産形成がしたいなら、貯蓄やセゾン投信などの投資を取り入れてもいいかなと考えてます。
わが家は、セゾン投信やレオスのひふみ投信を利用して、老後の資金づくりをしています。
夫婦あわせて月2万円ほど積立て投資をしていますが、積立てがつらくなったら、いつでもやめられるのもメリットです。
元本割れリスクはありますが、いつでも解約して現金化できますしね。
投資初心者が少額から始める資産形成術。長期投資で1,000万円超えの資産づくりを実践する方法
わたしたち30代は、今後は教育費と老後資金を同時に貯めるように工夫していく必要があります。
だけど、どうしても教育費で家計が圧迫されてしまう時期があります。
それこそ、小学校にあがれば、あれ習いたい!とか言ってきますし。
うちも習い事は1つでいいと思ってたんですが、長女がメラメラとやる気を出しているので、もう1つ追加します・・・
ついでに次女もやりたい!とか言い出したので、いっきに習い事代が13,000円アップですよ・・・
その分、長年続けてきたものの、最近はめっきりやる気が落ち込んでいる通信教育をバッサリ辞めました。
あれもこれもはやってられません(笑)
老後を大事にするか、子どものやる気を取るか!といったら、これ、答え出ないんですよね。
どっちも大事なんで。
だけど、お金が掛かることがわかっている子育て世代だからこそ、長期間支払いが続いてしまう(=お金の使い道が固定されてしまう)終身保険はあまりおすすめではないかな、と思います。
生命保険もバランスが大事なので、いまある家族全員の保障を見ながら、そんなにいらないやって思うなら解約でもいいと思います。
逆に、むしろ老後資金と割り切って、本当に家計が厳しい!!これ以上は無理!!と感じるまで続けるのもいいと思いますよ。
生命保険も医療保険も、電話1本で解約手続きができますよ!
生命保険の解約は電話1本でできる!親が保険料を支払ってくれている生命保険をどう扱う?
ライフステージの変化は不安を感じやすい
はちさんのご家庭は、年間130万円以上の貯蓄ができています。
そして、いまは家計も赤字ではなく、生命保険も無理なく払っていける、ということですよね。
ライフステージの変化段階にいるときって、漠然とした不安感があるんですよね^^;
わたしもマンションを買ったときは、冷や汗かいて胃がキリキリするくらい感じてました。
どんなにシミュレーションをしても、どんなに数字的に大丈夫だとしても、やっぱり実際その生活が始まってみないと、実体はわからないもの。
だから、こういうことがあるかもしれないな、と心配な部分があるなら、それに対して、ではどう対処していくのがいいのか?と常に考えておくことがいちばんですね!
たとえば、
教育費や習い事代が圧迫しはじめたら、終身保険を解約しよう。
解約して戻ってきたお金を習い事代にあてていこう!
という作戦も立てられます。
ほかには、
老後資金として終身保険は絶対に続ける!
だから、教育費が掛かる時期は、学資保険と終身保険だけ続けて、普段は貯金を取り崩さないことを目標にしよう!
ということもできるわけですね。
どちらもソフトランディング的な方法です。
ゼロか100かではなく、50をめざす。
お金の使い方は、1つだけではありません。
いろんな使い方、方向性がありますから、どんな方法が「よりベター(ベストを目指さないのもコツです。)」なのかを家族で話し合いながら決めてみてくださいね!
なんだか答えになってませんが、はちさんのヒントになれば幸いです^^
合わせて読みたい記事
教育費のライフイベント表を作ってみよう。不安は「知ること」で希望に変えられる!
お金が貯まる人の保険選びの大事な話。あなたの保険、あなたを助けてくれますか?
若いうちに投資信託で長期投資をするメリットとは。老後までに3,000万円をめざすほったらかし運用術