プレゼント抽選準備中のゆみちんです。
どうも(´・ω・`)
現在、鋭意準備中ですので、しばしお待ちくださいませ♪
たくさんの応募があって、ゆみちんは幸せです・・・(感涙)
さて。
気になるご質問をいただきました。
実は、家計の相談でいただくなかで、奨学金の返済が大変だよっていう家庭が、半数くらいあるんですよ。
奨学金返済を優先すべきか、貯金を優先すべきか。
悩ましいところなんだと思います。
今日は家計においてなにを優先すべきか?という奨学金関連のご相談です。
質問内容
くるみさんよりいただきました!
現在私の奨学金返済がまだまだまだまだ(笑)残っている状況です。
大学進学の全てを奨学金のお世話になりましたので、総額500万円以上お借りして、まだ残り300万円程の返済が残っています。
今は子供が小さいのもあり少し控えた働き方をしていますが、あと少しすると持っている資格を活かして、転職する予定です。賞与も出る職種なので、転職して収入が増えた分をいっきに返済に回すのがいいのか、それとも貯蓄もしつつ(マイホームが欲しくて頭金も貯めたいです…無謀でしょうか笑)コツコツ返していくのがいいのか…
今は子供達の保育料も月4万円程かかっていますが、卒園後はそれもぶっ込んでとにかく早く返済するべき?
でも奨学金の利息はそんなに高いわけじゃないし…?と、ゆらゆら考えが揺れています。
今は月3万円程返済していて、この3万円を貯められたら…と悲しくなったりしますが、大学進学したからこそ今の自分がいる~と考え直して頑張っています(^^;
ご質問、ありがとうございました♪
ご実家の援助までされてたくるみさん・・・
がんばりすぎですよ(笑)
でも、ゆみちん自身も同じような状態で、父がアルコール依存になってからは、いやもうほんと大変で。
たくさん実家のためにお金使ってきたので、気持ちはものすごくよくわかります!
親になにかあると、子は大変(笑)
笑うしかない!
って、これはこのくらいにしておいて。
まず気になったのは、夢のマイホーム貯金が無謀でしょうか・・・とひと言添えられている点ですね。
ここは、ずばっと、
安心してください。
貯められます。
ですね(笑)
無謀でもなんでもないです。
無謀と思わず、どんどんチャレンジすべし!です。
夢のマイホーム貯金でもなんでも、お金は貯めておけば役に立ちますから♪
では、順を追ってお答えしてみたいと思います。
どうする?家計の資金計画

整理します。
くるみさんは、
- 奨学金の返済があと300万円残っている。
- 月々の返済額は3万円。
- いまは子どもが小さいので月4万円ほど保育料がかかっている。
- 今後は転職を視野にいれて収入アップが見込めそう。
ということから、奨学金返済を優先すべきか、返済しながら貯金すべきか悩まれているとのこと。
転職して収入が増えた分をいっきに返済に回すのか。
貯蓄もしつつ、コツコツ返していくのか。
卒園後は保育料4万円をぶっ込んでとにかく早く返済するべきか。
これ、大事なのは、いまの家計状況で考えることを優先しよう!ってことなんです。
なので、収入アップした分を返済に回すというプランは、避けたほうがよさそうです。
このことから、いただいた数字でみると、現在の返済額月3万円と今後の支出減が見込める保育料4万円というのが鍵になってきますね!
ちょっと、資金計画を立ててみましょうか^^
・・・と、その前に、奨学金とはどういう位置付けにあるのか、バランスシートで見てみます。
奨学金は負債にあたります。
奨学金返済は負債にあたるって、当たり前のことを書いてしまったかもしれませんが、以前紹介した、バランスシート。

この右側に入ってしまうんですね。
負債です。
奨学金の金利は低いので・・・と書かれていますが、金利が低いといえば、いまの住宅ローンもそうなんですけども。
ゆみちんが、住宅ローンの金利は低いので、コツコツ返済しながら貯金をしているのは、住宅の場合は、資産にもなっているからなんですね。
バランスシートで資産の項目にも入れられる。
最悪、なにかあったら売ればいいんです。
だから、いま抱えている住宅ローンが、まるごと残ることってなくて。
でも、奨学金はなにかあっても残ってしまうんですよね。
同じ金利が低い借金であっても、返済計画が変わってくるのです。
ですので、奨学金は、返済を優先すべきもの、ということになるんです。
返済計画を立てる!

返済計画や貯金計画、ライフプランに悩んだときは、徹底的に計画を立ててみるのがいちばんです!
いまは月3万円を返済中。
これまで通り、月3万円ずつ返済すると、全額返済し終わるのに、8.3年ほどかかることになりますね。
あと8.3年と考えて、精神的な負担はどれくらい感じられるでしょうか。
また、8.3年後は、お子さんが小学校高学年、もしくは中学生になる頃かもしれません。
そうなると、塾代も必要になってくるかもしれませんよね。
できるだけ、負債の部分は身軽にしておいたほうが教育費対策にもなります。
返済計画:月5万円ずつ返済する
保育料4万円を上乗せして奨学金を返済すべきか・・とも悩まれていましたが、小学校にあがっても月1万円くらいはかかるとみておきたいですよね!
お2人で2万円。
現在の保育料から、今後小学校の学費に必要になるであろう2万円を引くと、2万円が残る計算になります。
毎月5万円ずつ奨学金を返済すると、返済期間は5年間まで短縮することができます。
3.3年も短くなるんですね!
奨学金返済にあてていた5万円を3.3年間貯めると、約200万円になります。
返済計画:月3万円ずつ返済しながら、月2万円貯金する。
返済しながら貯める計画も立ててみます。
これまで通り奨学金を返済しつつ、保育料から今後必要になる2万円を引いた、残る2万円をコツコツと貯金したとします。
8.3年で、貯金額は約200万円になりますね。
返済計画:月7万円返済する!
たとえば、現段階で考えられる返済を最優先する方法は、保育料すべてをぶっこんで返済するということですね。
これまでの3万円+4万円の7万円の返済です。
月7万円ずつ返済すると、約3.5年で返済し終わることができますね!
子どもが小さいうちに返済が完了し、かつ、返済後は、全額貯金に回すこともできます。
当初8.3年かかるところを3.5年に短縮できれば、残り4.8年ほど時間を味方につけて貯金することになります。
4.8年間、今度は月7万円を貯めていければ、400万円も貯金することができます。
ただ、月7万円の返済というのは相当な負担感があると思います。
慎重に選びたいところです。
返済計画:月3万円返済しながら、4万円貯金する!
この方法は、ゆみちんならやっていきそうなプランです。
まったり返済しながら、浮いたお金はどんどん貯めていく方法ですね。
保育料分4万円をすべて貯金していくと、8.3年後には貯金額が約400万円になっています。
月7万円返済したときと、同じ貯金額であるにもかからわず、奨学金の返済は終わっているんですね。
お金も貯めつつ、返済はゆっくり終わっていくので、家計の健全化ができます。
またある程度貯まって、繰上げ返済をする、という方法も取ることができるので、お子さんが卒園されてしばらくはこの方法がいいかもしれません。
まとめ
返済期間は残り8.3年。
*月5万円の資金計画
月3万円返済+月2万円貯金で、8.3年後の貯金額は約200万円。
月5万円で5年間で完済+残り3.3年間貯めて貯金額は約200万円。
*月7万円の資金計画
月3万円返済+月4万円貯金で、8.3年後の貯金額は約400万円。
月7万円で3.5年間で完済+残り4.8年間貯めて貯金額は約400万円。
この2つは、どちらも最終的に同じ貯金額になります。
しかし、前者のほうがお金をためながら返済もできるので、収入増が見込めないけど、支出減が予想できている家庭の場合におすすめです。
この返済計画は、いただている数字のみを参考に考えてみました。
また、金利分も考慮していません。
返済を早くすすめれば、その分金利も浮いてきますので、返済を先に進めるほうが返済総額も少なくなります。
あくまでも参考なので、いろんな返済計画を立ててみるのがいいよってことで。
返済計画とライフプランはじぶんで決めてじっくり練ろう!
まとめますと。
くるみさん家の場合は、返済を優先して計画するのもいいと思ってます。
資金計画でいう後者のほうです。
お子さんが小さいうちに奨学金を返し終わることで、今後のライフプランも変わってくると思いますし。
ただし、現在の家計状況での返済を優先すべし!ですね。
やらないほうがいいのは、「転職して収入が増えた分をいっきに返済に回す」ということ。
これだと、計画自体が破綻しかねません。
収入増は見込みつつも、収入アップできなかったときを考えて、無理なく返済できる方法を考えておく。
その上で、実際に収入がアップしたら、それは全額貯蓄に回す。
→お金が貯まれば、繰上げ返済も可能!
というのがベストな方法かと考えています。
合わせて考えておきたいのが、貯金額の目安を考えておくということですね!
たとえば。
今後収入がアップして順調に貯金ができ、貯金額が500万円くらいになったら、あとは全額返済に回す、というプランも合わせて考えておくといいですよ!
くるみさん家の場合は、資金計画次第にはなりますが、奨学金返済を優先しても、貯金をすることは十分にできそうですよ!っていう結論でまとめたいと思います^^
くるみさん、ご相談ありがとうございました♪
参考になれば幸いです。