川崎病で入院!実際の入院費用はいくら?乳幼児医療費助成制度のおかげで安く済んでます。
ようやく落ち着いてきたゆみちんです。
どうも(´・ω・`)
コメント欄やFBページにはすでに書いていましたが、
次女の病気は 川崎病 でした。
こんなパンフレットをもらったり。
川崎病については、また後日、さっくり解説していきたいと思います。
まずは、昨日に引き続いて、入院に関係するお金の話。
昨日の記事では、乳幼児医療費助成制度のおかげで、自己負担は3,700円弱で済んだよってことを書きました。
川崎病で入院した場合の実際にかかった入院費について、詳細が知りたい方はリンク先記事をみてくださいね!
↓ ↓ ↓
次女退院!実際にかかった子どもの入院費用を公開します。
では、今日は、川崎病で9日間の入院をすると、医療費はどれくらいかかってたの?って話です。
これは、診療費請求書をみて、書いていきます。
川崎病で9日間の入院したときにかかる医療費
まず、川崎病の治療っていうのは、投薬・点滴がメインです。
手術などはありません。
血液製剤のガンマグロブリンを投与します。
(ガンマグロブリン投与後は、うそのように熱が引きますよ!)
心臓などに後遺症が残る可能性の高い病気ですので、定期的に看護師さんによる検温(体温の計測・水分量・尿量等の計測)などがあります。
そして、何日かおきに心臓のエコー。
さらには心電図を撮ります。
こんな感じの診療内容で・・・
(点数はざっくりとした数字にしています。)
項目 | 点数 | 金額 |
入院料 | 14,000点 | 140,000円 |
包括診療点数 | 53,000点 | 530,000円 |
病衣 | – | 972円(税込) |
合計 | 67,000点 | 670,972円 |
ネットで調べたところ、1点=10円とのことでしたので、金額はきっとあってると思われます(´・ω・`)
川崎病で9日間入院すると、ざっくり67万円もの医療費が発生するモヨウ。
((((;゚Д゚))))
びっくりな金額ですよね。
ここは、日本に国民皆保険制度があってよかったなって思うところ。
この金額はあくまでも10割負担で考えた場合です。
実際には、
3割負担となるので、自己負担額は約20万円という計算になります。
たった9日間でも、医療費が20万円もかかっちゃうんですね(;´Д`)
もし、高額療養費制度を利用したとしたら。
ここからは仮定の話。
地域によっては、乳幼児医療費助成制度が申請後に払い戻すタイプの制度だったり、そもそも未就学児までという地域もあります。
もし、乳幼児医療費助成制度がなく、普通に医療費を支払うことになったとしたらってことで計算してみます。
日本には高額療養費制度があるので、1ヶ月に、一定額以上の医療費の負担があると、その負担額以上の金額は支給されます。
その計算をすると、
一般的な所得層
670,000円×30%(3割負担)=201,000円・・・自己負担額
(670,000円(10割相当)-267,000円)×1%=4,030円
4,030円+80,100円=84,130円・・・高額療養費制度を利用した額
201,000円-84,130円=116,870円・・・支給される金額
ということになるので、高額療養費制度を利用すると、実際には84,130円のみの負担で済みます。
ですが、これは、医療費にかかる部分のみの話。
上の表で言うと、入院料と包括診療点数になるのかな。
その他に必要な、病衣、食事代、差額ベッド代などは自己負担となります。
ちなみに、差額ベッド代ですが、次女が入院した病院では、
1日につき。
特別室・・・18,000円
個室・・・8,000円
2人部屋・・・4,000円
4人部屋・・・2,000円
とのことでした(´・ω・`)
特別室にはね、応接間もあるらしいよ(゚∀゚)(なんの情報だ!?)
きっと、お偉いさんとか、政治家さんが使うんだよ。
個室は、希望すれば入れるのだけど、基本的には、個室が必要な患者さんが優先だそうです。
小児病棟は、感染病で入院する子も多いから、基本、個室だったけども。
つきそいで発生したお金はいくら?
さらに入院でかかってくるお金っていうのは、入院に必要なグッズ代や、つきそいが必要だったから、お弁当、病院への往復のガソリン代等々だよね。
これは、家計からの支出と兼ねる場合もあるけど、実際に、夜、付き添いのために夕食はお弁当や飲み物を買ったり、あとは、テレビは必須だったので、テレビカード代なんかをはじきだしてみたら、
9日間で、19,000円程度でした(´∀`)
ですので、次女の入院によって負担したお金っていうのは・・・
入院費3,700円+雑費19,000円=約23,000円
となったわけです(´・ω・`)
なんとまぁ、意外とかからなくてホッとしましたね。
ただ、会社に看護休暇があったからよかったものの、自営業の方や、会社の福利厚生が厚くないかたは、収入が途絶えてしまうよね。
そこはしっかり考えておきたいところ。
乳幼児医療費助成制度のおかげで、本当に助かりました!
この制度がなければ、子どもといえど、民間の医療保険は入っておきたい感じ。
もちろん、子どもさんの医療保険には、割戻金もあり、手続きも簡単な「共済」がおすすめ(´∀`)
共済なら、病気だけじゃなくてケガの通院にもお金が出るし、モノを壊したときの保障もオプションでつけられるので、加入するなら共済がいちばんいいです。
★共済の払い戻しに関するリンク
【医療保険】コープ共済の受け取り手続きから入金までは8日間でした。
子どもの入院とおとなの入院では比較ができないのかもしれないけど、入院費の参考のひとつにはなるんじゃないかなと思って、まとめてみました。
具体的な金額もわかったことだし、ここから想像力を働かせて、実際に、じぶんたちが入院したらどれくらいかかりそうか、を考えてみたい。
サラリーマン、自営業、専業主婦、兼業主婦、既婚、独身、子なし、子あり。
やっぱり、それぞれの立場をふまえて、ライフスタイルや貯金額も考えながら、保険っていうのは組み立てていったほうがよさそうですね。